【車載PC】キーボード変更
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会社で廃棄するノートPCがあるので、バラすのを
手伝ってほしいといわれて、手伝っていたら、以外と年式
が新しいノートPCがあり、もらってもいいとのことだった
のて、比較的損傷がすくないものをいくつか抜き出して
それらのパーツをくみ上げて1台よさげなものを作り
ました。
型番はHPのnx6310。またこれが、企業向けの廉価版
仕様で、拡張ポートがほんとに必要最低限しかなく、
以外に苦労します。しかしながら、チップセットとCPUは
Core solo世代のCeleron M 440なので、今の車載PCで
つかってるPentium M 740よりは、一世代新しいもの
となります。
とりあえず、google先生で分解のやり方を調べると、
わりと簡単に分解できることがわかり、早速分解します。
まずは車載PCとしては絶対必要な電源制御ラインを
確保する為、電源スイッチ周りをばらします。
キーボードまでばらしたところで、電源スイッチ周りを
見てみると、この機種の場合、メインボードに直接電源
スイッチが実装されており、完全にばらさないとリード線
が取り付けられない様子。
左の写真の赤で囲った部分の下に
電源スイッチがあります。完全にばら
ばらにすることも考えましたが、面倒
なので、この赤い部分の筐体を切り
取ってしまうことにしました。小型
バーナーで100均で買ったカッターを
暖めて、ざっくりと切り取ります。
切り取ったあと、電源スイッチにリード線を取り付け
もとに戻します。 リード線の先に適当なコネクタを
取り付けて、電源周りは終了。
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ひさしぶりに車載PCネタを一つ。
車載PCのインターネット接続は、某ネット販売で超激安販売
していたKWINSのCFカードでのダイアルアップを使用して
います。これは、年間定額でWillcomのPHS回線を使用し、
最大で128Kbps接続を行うものです。今となっては非常に遅い
接続ですが、ウイルス対策ソフトの自動アップデート,渋滞情報
の取得ぐらいにしか使っていないので、これで十分です。
もちろん、この接続とは別に自宅では無線LANで接続をする
設定にしています。Windows Updateは主に無線LAN経由で
行います。
さて、実際の接続ですが、ダイアルアップ接続である以上、
能動的に接続しないといけないわけですが、これは「CheckIC」
というソフトを常駐させ、これでWindows起動時、スリープ/休止
状態からの復帰時に自動接続させています。また、このソフト
は何らかの原因で接続が切れた場合も接続を監視して、自動
再接続を行う機能もあります(インターネット接続監視)。
基本的にはこのソフトで問題ないのですが、一つだけ問題が
あります。前述の通り、自宅付近では無線LANによる接続を
優先したいわけですが、WindosXPの仕様上、ダイアルアップ
接続時、無線LANの範囲に入り、無線LANでのインターネット
接続が確立されても、インターネット接続としてはダイアル
アップ接続が優先されてしまいます。routeコマンド等で手動
で経路を変更すれば問題ないのですが、車載PCである以上、
毎回手動で変更するのはかなりの手間です。これをなんとか
したいなーと以前より考えていたのですが、なかなか解決策が
見つからずに放置されていましたが、最近、あるソフトにて解決
されました。それがKDDIが提供している
「無線LAN切替えユーティリティ」です。これはKDDIが
au ONE NET用に提供しているソフトですが、Ver.1.00は他の
サービスでも無償で使用できます。このソフトは、
1.あらかじめ無線LANの接続強度(電波の強さ)の閾値を設定
2.インターネット接続中(ダイアルアップ接続中)に、あらかじめ
設定された無線LANの接続範囲に入り、無線LANが接続
された場合、その接続強度が閾値以上かどうかを監視。
3.閾値が設定値以上の場合、ダイアルアップ接続を切断し
無線LAN接続優先させる。
4.接続強度が閾値を下回った場合、ダイアルアップ接続を
開始する。
という動作を行います。
このソフトと「CheckIC」を併用すれば、
1.Windows起動時、スリープ/休止状態からの復帰時に
ダイアルアップを自動接続。
2.無線LANの接続の範囲に入ると、無線LANを接続し、
ダイアルアップを切断。
3.無線LAN接続の範囲外になると、再度、ダイアルアップ
接続を開始。
という動作が自動で行えます。「CheckIC」のインターネット
接続監視は、ダイアルアップ接続の有無の監視ではなく、
Pingによるインターネットへの接続を監視しているので、
無線LAN接続中にダイアルアップ接続が切断されていても
再接続処理は行われません。
ということで、車載PCのインターネット接続は、これらのソフト
により、その環境でもっとも早いインターネット接続を自動的に
選択することができるようになりました。
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車側は、以前の配線がほぼそのまま
使用できるので、特に準備の必要が
なく、このまま車との接続をします。
設置場所も以前と同じで、助手席の
シート下です。
PC本体は、廃熱と安定性を強化する為、バッファロー
コクヨサプライ製のPCクーラーを下にひいて、マジックバンド
で固定します。PCクーラーの裏面には車のカーペットに
固定する為、マジックテープのオス側を貼り付けます。
車側の配線を引き出し、PCに接続して、仮設置します。
この状態で、実際に車を動かしたり、ACCオフ時の動作を
確認します。と、いうことで動作させてみたら、早速問題発生。
接続しているDC/DCコンバータは定格80Wで、D400側の最大消費電力が90W
だったので、まあ通常動作しては動く
かなと楽観していたのですが、DELLの
ノートPCは、接続するACアダプタの能力を監視している
らしく、PC起動時及びWindows起動時に、「ACアダプタの
能力が足らないから、高負荷で動かないよ」とアラート
メッセージがでます。このアラート自体は、BIOSとアプリの
設定ででないようにすることができるのですが、実際の
動作を確認すると、動作自体は問題ないのですが、まったく
バッテリーを充電しないのです。
と、いうことで、DC-DC接続はあきらめて
原始的というか、効率は悪くなりますが、
DC/ACインバータ経由で、DELL純正AC
アダプタを使用することに。この方式なら
普通に家庭用AC100Vとかわらないので、特に問題なく動作
しました。
DC/ACインバータと純正アダプタが案外かさばるので、
運転席側シート下にこの2つを設置して、すべての設置は
終了。
現在のところ、うまく動作しています。
パワーについても、
・ドライブレコーダでVGA 30fps,DivXエンコード録画。
・DVにて、VGAのWMVファイル再生。
という状況で、CPU負荷が30~70%というところですので、
十分なようです。ただ、夜間はWebカメラの増光補正が
SW処理で入るためか、昼間より負荷があがる傾向が
あるようです。
あとは、途中で録画が切れても再生できるcodecがあれば
ドライブレコーダとしては完璧なんだけどなぁ….
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二代目車載PCが不調になってから、しばらく時間が
たちましたが、三代目の準備ができたので、やっと搭載する
ことができました。
初代、二代目はデスクトップタイプをベースにしていましたが、
三代目はノートPCです。今回、ベースにしたのはDELL D400
です。特にコレと決めていたわけではないのですが、
・Pentium M-1GHz以上
・可能ならB5サイズ
という条件で、中古PCを探していたところ、たまたま見つけた
のが、このD400でした。キーボード1つ欠損でヤフオクで5kで
落札しました。メモリ1GB,HDD40GB,802.11b/g,バッテリあり,
XP Proプロダクトキー付きでこの値段だったので、コスト
パフォーマンス的には十分よかったと思っています。
負荷試験等をおこなって、問題ないことを確認したので、家に
余っていたHDD120Bとメモリ1GBに換装,増設し、ソフトウェア等
をインストール。基本的にインストールしたソフトは二代目車載
PCと同じで、
・各種動画/音声Codec
・楽ViewVM(ビデオ再生用)
・CarCapture!(ドライブレコーダ)
・とんぼさん作の電源監視プログラム
・Notebook Hardware Control(CPU電源制御)
です。
インストールしたあと、再び負荷試験を実施して、問題ない
ことを確認し、次は電源部分の改造を行います。
今回は、内蔵バッテリ付きのノートPCを使用するので、車の
バッテリーあがりを防止する為にも、車のバッテリーへの直結
は行わず、ACCラインから電源をとることにします。
電源の設計としては、
・[ACC]--[DC/DCコンバータ]--[PC]とする。
・PCの電源SW部分を延長し、電源ON/OFFを行う。
・ACC電源断時の動作制御は、電源監視プログラム制御
とします。ACC電源断時の動作は、ノートPCベースの為、ACC
がOFF状態でも、内蔵バッテリで動作可能なので、配線的
にはかなりすっきりします。この部分については、以前の
記事の車載PCメンテナンス 電源編とほぼ同じです。
と、いうことで、HW的に改造するのは、PCの電源SW延長
だけです。D400の場合は、電源SWはキーボード上部パネル
にあるので、簡単に改造できます(右の写真でInsertキーが
1カ所欠損しているのがわかります)。
DELLのD400のサポートページからメンテナンス用マニュアル
を見ながら、キーボード上部パネルを分解します。分解したら
電源SW部分をテスターで計測し、ボタンに連動してON/OFF
されるピンにリードを半田付けします。接続したリード線は、
適当な隙間を利用して、本体背面から引き出します。そこに
2極コネクタを半田付けして終了です。
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2年程使用してきた車載PCですが、一度、電源OFF/
休止状態になったあと、起動に失敗するという現象が
発生するようになりました。正確には電源は入るが、
BIOS画面すら起動せず、何も受け付けない(電源OFF
すら不能)状態です。この状態になってしまうと、強制
電源OFFしかできません。
何度か試すと5回に一回ぐらいの割合で起動します。
一度起動してしまうと、そのあとは正常に動作するの
ですが、休止状態を多用する車載PCとしては致命的
です。
OSの再インストール等も試しましたが、改善しない為、
とりあえず取り外ししました。
次の車載PCはどうするかなぁ....
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車載PCのUSB系統は、
・フロントUSB-[無線NIC]
・リアUSB1-[USB HUB1]
+-[キーボード]
+-[ワンセグ]
+-[Webカメラ]
+-[リモートコマンダー受信部]
・リアUSB2-[USB HUB2]
+-[keiボード]
+-[空き]
+-[空き]
+-[空き]
という構成となっています。この2つのUSB HUBはバスパワー
駆動です。大容量のデータ受け渡しの場合は、USB HUB2の
空きポートにUSBポータブルHDDを接続して使うのですが、
このUSBポータブルHDDを大容量のものに変更したら、起動
電力が足らず、使用できなくなってしまいました。
そこで、市販のDC-DCコンバータを流用して、この2つの
USB HUBをセルフパワード化します。DC-DCコンバータとして
用意したのは、SEIWA製の携帯電話充電器&USB電源。携帯
電話の充電もしたかったことと、USB電源供給能力が1.4Aと
比較的大きかったので、これを選定しました。
USB HUBに添付されていたACアダプタのDC出力は5v
なので、コネクタの加工のみで対応できます。まず、AC
アダプタについてるDCプラグを適当な
長さで切断し、テスターで極性を確かめ
ます。同じように適当なUSBケーブルを
切断し、テスターで極性を確認します。
それぞれ用意したDCプラグx2とUSBケーブルを極性を
間違わないように並列接続して、接合部を熱収縮チューブで
保護してできあがり。これをSEIWA製USB電源に接続して
使います。
レガシィの場合、センターコンソールBOX内に隠しシガレット
電源があるので、そこに接続します。ホントは逆流防止の為に
ダイオードいれたほうがいいかなーと思いつつも、USB電源を
市販のものを使ってるので、たぶん逆流防止回路が入ってる
だろうと思ってつけてません(面倒だっただけともいう)。
これで、USB HUBから安定して電源供給ができます。
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年末年始の長期休みを使って、車載PCのメンテナンスを
しました。まずは、以前のよりやろうやろうと思って、先延ばしにされていた、メイン電源SWの追加。 通常の電源SWは最初からつけていたの
ですが、やはりPCである以上、予期せぬ
ハングアップやアプリケーションの無応答
とかが発生します。そうなるとソフトウェア
での電源制御は当然きかなくなり、ハード
ウェアというかBIOSでの電源制御となる為
電源SWをOFFにしても、実際に電源がOFF
になるまでDelay Timeの5分を待たなくてはなりません。
さすがに実運用しているとこの5分が長いので、ACCではなく
電源供給ラインにスイッチを挿入しました。実家に帰省する前に
ホームセンターで
・トグルSW(15A)
・トグルSW用ミサイルスイッチカバー
・スイッチパネル
を購入済みです。ミサイルスイッチカバーは写真の通り、
誤動作防止用のカバーで、見た目もともかくですが、スイッチの
設置場所が足下近くの為、まちがって電源OFFとならないよう
実用的なものです。
ということで、作業としては簡単なものなのですぐおわると
思ってたら、問題発生。SWをとりつけて、動作テストしていると
通常の電源SWについている青い動作LEDがついたり消えたり
する。いろいろと調べていったところ、ヒューズボックス近くから
とっているアース用のU時コネクタの根本がストレスでとれかけ
ていたことを発見。これを発見するのに2時間以上かかり
ました.....
メイン電源SWを取り付けたあとは、データのみUSB HDDに
コピーしてリカバリ>Windows Updateで最新状態とします。
OSインストール>WindowsUpdate>必要なソフトインストールと
した状態で、Acronis True Imageでリカバリ領域を作り、
いつでもHDDリカバリができるようにしてあるので、定期的に
リカバリを行ってます。PCという代物はインストールしたときが
一番調子よくて、そこから使えば使うほど遅くなっていくので
インストールした状態でリカバリをとっておくと、いつもきびきび
動作して気持ちよく使えます。
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ずっと暖めていた構想として、車載PCにUSB接続Webカメラを
つなげて、レコーディングソフトをつかった簡易ドライブレコーダ
にしたいなと言うのがありました。これは初代車載PCの時から
計画してたことでずが、下記の理由で頓挫していました。
1)USB接続Webカメラだと、休止状態からの復帰後、正常に
レコーディングソフトで認識されない。
2)録画>ACC OFF>休止状態>ACC ON>休止状態から復帰>
録画再開というシーケンスをうまく処理してくれるソフトが
ない。
3)ほとんどのWebカメラは屋内用の設計の為、屋外の昼/夜
でも調整不要で動作するものが少ない。
一番の悩みは2)で、防犯用のモーション検出タイプとかの
レコーディングソフトはいっぱいあるのですが、これらは基本的
にPCは継続的に動作することが前提の為、うまく動きません。
途方にくれて放置してたところ、2chの車載PCスレでよいソフト
が紹介されました。CarCapture!というこのソフトは、名前の
通り車載カメラでの録画に特化したソフトで、レジューム/休止
状態から復帰後の自動録画再開及び接続カメラに対する自動
リセット機能をもつ為、1)と2)の問題が一気に解決されました。
残るは3)の問題で、本命は最近では数少ないCCDタイプの
エレコムUCAM-E1L30MNWHだったのですが、屋外の昼/夜の
切り替えを手動で設定しないと、うまく表示されないことが
わかり断念。次に試したのがMicrosoftのNX-6000とLogicool
のQCAM Ultra Vision(共にCMOSタイプ)。やはり低光量下
ではCCDタイプに比べてCMOSタイプのこの2つはかなり写りが
悪くなりますが、それでもQCAM Ultra Visionはヘッドライトが
なくとも判別できる程度の性能がある模様。屋外の昼/夜の
切り替えも問題ない為、最終的にQCAM Ultra Visionを選定
しました。
#一般的にCCDタイプの方がカメラとしての性能は高い。特に
低光量下では構造上どうしてもCCDカメラは不得意。
接続テストが終わったので、今度は実際の設置です。
エレコムやMSのNX-6000なら小型の為、バックミラー裏や
PCモニタ上部への設置も考えましたが、QCAM UltraVisionは
かなり大型で重量がある為、それら周辺の設置は難しい。
結局、オーソドックスにダッシュボードセンター(丁度PCモニタ
の裏です)に設置することにします。
QCAMの構造上、そのままダッシュボード
に取り付けるのは難しいのと、そのままではボンネットのインタークーラー開口部や
ワイパーが視線上じゃまになるので、基台
をつくります。材料は100円ショップで買ってきた、プラスチック
製の小物入れと両面テープ付きマジックテープ。小物入れの
蓋部分に穴を4カ所あけて、QCAMのアームをタイラップで固定
します。この小物入れの底部にマジックテープを貼り、ダッシュ
ボードに固定します。マジックテープにしたのは、後で視角や
角度が調整できるようにする為です。
実際に設置するとこんな感じ。夜間でも
ヘッドライトや街頭の光があれば十分実用的な録画ができます。ホントは、録画先を
HDDではなくて、USBフラッシュにしようと
計画してたのですが、実際にやってみると、休止状態からの
復帰後、カメラの録画開始よりUSBフラッシュの認識のほうが
遅いため、「録画先フォルダがない」とエラーになる為、断念
しました。
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