混合水栓の修理
先日、風呂場の混合水栓のコックの調子が悪くなり、
ハンドルのクリック感がなくなってしまいました。 それで、
いろいろと調べてうまく修理することができたので、記録
として残します。
まず、混合水栓の型番を調べようとしたところ、我が家の
場合、風呂場全体がユニットとして製品となっており、
混合水栓も型番としてはあるが、通常の単体売り製品とは
型番が異なることがわかりました。
混合水栓としてはTMG40という型番なのですが、
我が家の場合、その派生のTMG40-1という型番がついて
います。TMG40-1という型番は検索してみても、ほとんど
ヒットしない為、元型番であるTMG40で検索して、まずは
分解方法を調べました。
2.そうするとシャフトがプラスネジで留められているので、
それをドライバーで外します。
3.これでハンドルが外れるので、ハンドルを外して、
金属のリング(写真の銅色の部分)を大型の
プライヤー等で回して外します。
4.金属のリングを外すと、開閉ユニットが取り出せます。
写真の赤丸の部分に板バネがあるのですが
このバネがクリック感を出しています。
今回はこのバネが痛んでいました。
5.交換するパーツですが、今回は4.の板バネがついたパーツ
と、開閉ユニットと呼ばれる水を止めたり流したする部品を
使用します。
このパーツもTMG40-1という型番では探せなかった為、
元型番である、TMG40用の部品を使いました。
板バネのついたパーツは、
「TOTO切り替えハンドル部 <THA1-1>THA1-1」で、
開閉ユニットは、
「TOTO TMG40型用開閉ユニット部 <TH577>TH5771」
というパーツを購入しました。
購入先は、「配管部品.com」 というサイトです。個人でも
パーツ1つから購入できました。
ハンドル部
開閉ユニット
6.ハンドル部で使うパーツは白い部分のみで、銀色の
パーツ部分は使いません。白い部分のパーツと
開閉ユニットを組み合わせて、古いパーツと交換します。
あとは、逆の手順で組み立てて、行きます。
これで修理は終了。クリック感も戻り、水もきっちり
止まるようになりました。
| 固定リンク
「住まい・インテリア」カテゴリの記事
- 混合水栓の修理(2014.10.24)
- 門灯の自動点灯化(2009.03.22)
- 住宅:防水シート補修(2008.06.26)
- 住宅:床鳴り補修(2008.06.18)
- チェアマット購入(2008.04.02)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
初めまして、同様の事象で色々検索していてこのブログがヒットしました。
我が家のシャワーレバーはTMG40B2Bで、以前にも取り付け後間もない頃に一度交換したような記憶があるのですが、今回改めて交換が必要になり色々調べています。
TOTOにも電話をしてTHA1-6を紹介されました(板バネだけの部品は出ないとのこと)が、使用されているのと同様の板バネがネットで販売されており、TH725991とTH72599Sがヒットしますが、表面の筋目とCOM-ETの寸法図などから72599Sではないかと推測しています。
ただ板バネは外からは入らず、スペーサーを少なくとも少し出して入れる必要があるのですが、スペーサーを交換するには完全に引き抜く必要があると思うので、それに比べたら楽なのではないかと考えています(22319Sのリングを外すだけで大差ないかもしれませんが)。
ここで質問です。私は交換部品をなるべく減らしたい方向で考えているのですが、ブログを拝見すると開閉ユニットも交換されています。クリック感以外にも懸念点があったのでしょうか?
また、外されたスペーサーですが、スペーサー自体の劣化を感じられましたか?
TOTOからは、スペーサー一体でしか部品がでない理由を説明していただけなかったのですが、何か理由があるのかと・・・
TOTOの販売店から購入すると税込みでスペーサーは1,430円、板バネは330円ですが、ネットで購入すると板バネが1,000円弱(Amazon)、スペーサーも同様の部品?926102Wの品番ならアマゾンで(1,000円チョット)と大して変わらないので素直にスペーサーごと交換すべきなのかもしれません・・・(^^;
投稿: Nob021 | 2020年9月 3日 (木) 16時12分